うなぎのねどこ

40代独身一人暮らし貯金なしの忘備録

男の人に対するトラウマ

20代前半から30代前半まで、付き合ってた大好きな彼氏が居ました。

彼は9個年上で、バツイチでした。

7年、今も私が一人で住んでいるボロアパートで一緒に暮らしていました。

うちの実家に、娘さんと結婚したいと、挨拶にも来てくれました。

うちの両親も、喜んでくれて、バツイチで子供の養育費もあるけど、良い人で、苦労してるから娘も大事にしてもらえるだろう、そうかそうか、と。

所が、翌日、「本当は前妻と離婚できていないんだけどどうしよう」と言われました。

彼的には、私に大事な相談、って感覚だったみたいです。

ショックとストレスがすごくて、私は「良性発作性頭位めまい症」という、視界がぐるぐる回ってしまい、まともな生活が送れない病気になりました。生まれつき三半規管が弱く小さな頃から車酔いがひどすぎ、1分車やバスに乗っただけで車酔いで吐きまくる子でした。

病気って、おとなになると治まるけど、何かあるとやはり生まれつき弱い所にまず出るんです。

平衡感覚が人より変、下り階段は手すりなしでは降りられない、閉所恐怖症(広場恐怖症)など、色々な変化が体調に起こりました。

彼いわく、「前妻に愛情は全く無く一緒に暮らしてもいない、会ってもいない。でも、養育費を二人の子供が成人するまでは払い続けるという約束の代わりに、一度離婚したけどもう一度籍を入れろ」と言われ、一度離婚したけどもう一度籍を入れたと。

だから、君と結婚したいけど、子供が20歳になったらできるから、と。

若い私には、本当に意味がわからなかった。嘘をつかれていたことがショック、でもあまりなんとも思っていない彼(9個上)。

もうね、本当に病みました。

でも暫く数年は別れられず、私は彼を見ると発狂するようになっていった。

そして彼は、ストレスから顔面麻痺になった。

私は彼の裏切りを責めて、ずっと嘘をついてたのと傷つけたことを反省して、ちゃんと離婚してほしかった。でも、彼は出来なかった。愛情は君にあるし、いいでしょ、これ以上何すればいいの?的な。

自分は不可抗力で悪い事はしていない、愛情があるなら受け入れるべきなのに、と常に言っていた。

 

つうわけで、「自分が何をやったかを理解して欲しい」は全く叶わず、彼が顔面麻痺になった時点で、また私がこいつのケアをしなきゃいけないの?一人の方がマシだわ、となり、出ていけ、二度と会いたくないと、やっと言えた。

でも死ぬほど、別れるのはつらかった……

未だにめまいと平衡感覚が変になってしまったのはもう、持病となってしまった。男の人と深く関わりたくないという気持ちもね。

その後、母の精神病がひどくなり、そっちと、仕事しながら一人暮らしが結構しんどくなったので、逆に忘れられたかもね。

なんにせよ、他人同士で家族になってしまった故に、誰にも助けて貰えなくて不幸になる案件は減ってほしい。

婚活もつらいけどさ、私の入っている結婚相談所は、まず「公的な独身証明書を出せる男の人しか居ない」

神だな!!と思うわけ。